ニノミヤ・ホビックス 大阪の中古家電品/ホビー商品販売会社に売却
2007年 05月 18日
◆ニノミヤ(吉川奈緒美社長)が、5月16日付けでホビックスを大阪の中古家電品とホビー商品の販売会社に売却したことが明らかになりました。
同社は社員の雇用も受け入れるとしているそうです。
シャッターを閉じたニノミヤ
店舗は20日まで休業します。
売却したホビックスの処分セールは行わず、残った電子部品のパーツランドは21日から6月10日まで処分セールを行う予定だといいます。
本店舗は以前から地元家電販売会社が購入の意思表示をしていますが、同社からは回答が得られいていないといいます。
関係者は「店舗は取り壊すことになるでしょう」と話しています。
◆同社の廃業は社員にとっても寝耳に水でした。
いつもはテレビ会議で東京から話す吉川社長が17日朝、突然、本社に姿を現し、全社員を集め6月30日で事業を停止することを告げたそうです。
事業の停止を告げる貼り紙 62年の歴史がこんな紙切れだけで終わる
その話の内容は 「去年7月から支援してきた米投資ファンドのローンスターが、3月決算の内容を見て、このまま営業を継続しても負債額が増えるのみで、企業として存続していくことが困難な状況と判断した」といったものでした。
◆昭和20年8月に故二宮荘吉氏が創業した二宮無線電機商会(現ニノミヤ)は、62年の幕を閉じることになります。
銀行、米投資ファンドによる旧経営者の追い出し、旧ニノミヤの解体といった一連の騒動は、ローンスターだけが利益を得るといった結果に終わり、家電流通業界、とりわけ地元業界に荒廃をもたらしただけでした。
同社は社員の雇用も受け入れるとしているそうです。
店舗は20日まで休業します。
売却したホビックスの処分セールは行わず、残った電子部品のパーツランドは21日から6月10日まで処分セールを行う予定だといいます。
本店舗は以前から地元家電販売会社が購入の意思表示をしていますが、同社からは回答が得られいていないといいます。
関係者は「店舗は取り壊すことになるでしょう」と話しています。
◆同社の廃業は社員にとっても寝耳に水でした。
いつもはテレビ会議で東京から話す吉川社長が17日朝、突然、本社に姿を現し、全社員を集め6月30日で事業を停止することを告げたそうです。
その話の内容は 「去年7月から支援してきた米投資ファンドのローンスターが、3月決算の内容を見て、このまま営業を継続しても負債額が増えるのみで、企業として存続していくことが困難な状況と判断した」といったものでした。
◆昭和20年8月に故二宮荘吉氏が創業した二宮無線電機商会(現ニノミヤ)は、62年の幕を閉じることになります。
銀行、米投資ファンドによる旧経営者の追い出し、旧ニノミヤの解体といった一連の騒動は、ローンスターだけが利益を得るといった結果に終わり、家電流通業界、とりわけ地元業界に荒廃をもたらしただけでした。
by sozakiweb
| 2007-05-18 09:07
| でんでんタウン