[写真] 大阪・日本橋の販売店がテレビを作って売っていた時代
2007年 04月 18日
◆日本でテレビ放送が始まったのは昭和28年でした。
その翌年、大阪・日本橋ではシマ無線電機商会(現・シマムセン)が、テレビ組み立てキットの製造・販売を始めています。
昭和34年には、子会社「堀野電機産業」を大阪市平野区に設立して、テレビ受像機の製造を始め、シマ無線をはじめ日本橋の販売店、名古屋の百貨店などで販売しています。
大手メーカーの量産に対抗できずに昭和37年には撤退するのですが、シマ無線の店頭では多いときには1ヶ月で1000台も売れたといいます。
店頭に並んでいるシーマテレビが写真に見ることができます。下段に展示してある2台がそれです。
いずれも14型です。
その上にはシャープの製品が展示してあります。
6万2000円の値札が付いています。