このイベントに招待いただいた記者は、どんなおいしい物を食べられるのかと期待いっぱいで出かけました。
試食会を前に、三菱電機の田代正登家電事業部長は「オーブンレンジの利用者からは、石釜で作るような料理を作りたいといった声がたくさん聞かれた」などと挨拶をしました。
「石焼厨房」は、田代部長が話すように、利用者の要望に応えた同社自慢の商品なのです。
「石焼厨房」では、庫内の3面(左、右、下)に石を置き、3面ヒーターと合わせて、石釜と同じ遠赤外線、蓄熱効果を出し、おいしい料理を作れるようにしたといいます。
またピザ専用プレートを使うと、プロと同じようなビザが焼けるそうです。
ハード面だけではなく365種のレシピ集「365メニューブック」も付いています。
石焼のほかにも、おいしさをキープして油分と塩分をカットする「過熱水蒸気調理」機能も備わっており、油分と塩分は好みに応じて5段階に調節できるそうです。
実は三菱電機は1977年に、電子レンジと電気オーブンを合体してオーブンレンジを業界で最初に開発し商品化しています。
それだけに「石焼厨房」にかける期待の強さが感じられました。
◆さて試食です。
鶏のパリパリ焼、ピザ、ローストビーフ、くるみのドライフルーツ、チーズケーキ、カステラ、パン、石焼いも、まぜご飯、白飯など。
ご飯類は炭焼きIHジャー炊飯器「本炭釜」で炊いたものです。
確かにおいしかった。
でも材料の買い物から下ごしらえなど、おいしさの前には準備が大変です。