日本橋電気街に関連したニュースをお伝えする情報サイトです。 「日本橋( NIPPONBASHI )経済新聞」は 略して”バシ経”。


by sozakiweb
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

<   2007年 11月 ( 22 )   > この月の画像一覧

◆西の日本橋電気街(でんでんタウン)と東の秋葉原電気街(アキバ)。いずれも日本を代表する電気街ですが、先ごろ読んだ「アキバをプロデュース 再開発プロジェクト5年間の軌跡」(アスキー新書、妹尾堅一郎著)によると、どうも日本を代表する電気街はアキバだけらしいです。

 こうもはっきりと言い切られては日本橋(NIPPONBASHI)経済新聞(バシ経)の編集長は天邪鬼だけに、いや、ちょっと違うよと言ってみたくなるのです。
 しかし、妹尾氏の指摘の中にはご意見もっともな点も数多くありまして、再開発を目指す日本橋電気街にとっては参考になる本であることには違いありません。
 ここでは同書への若干の反論と併せて、大阪と日本橋の欠点を見てみたいと思います。


◆とりあえず同書から2、3取り上げてみます。
 まず「アキバらしさは構成の多重性だ」(P75)という箇所。
 そこを引用すると.....。

 「ヨドバシカメラが進出したことで、従来の電気街がすたれるのではないか」とマスコミは見たがります。たしかに大阪の電気街・日本橋は、ヨドバシカメラの進出によって大きなダメージを被り、かなり寂しくなりました。
 しかし私は、秋葉原電気街はかなりしぶといと見ています。なぜならば、この電気街は"四層の多重構造"になっているからです。家電量販店・大型店、専門店、パーツ店、そしてジャンク屋です。この構成が、同様に電気街として知られていた大阪・日本橋との違いです。


 厳しい指摘です。
 瑣末なことではありますが、まず「電気街として知られていた大阪・日本橋」と過去形表現であり、電気街であることは知られていないとも取れるのには参りました。
 そのようなことはさて置くとして、肝心な点は日本橋には家電量販店・大型店、専門店、パーツ店、ジャンク屋の"四層の多重構造"がない、という指摘です。

 これはP85でも再び指摘されています。

 果たしてそうなのでしょうか。
 日本橋がヨドバシカメラに撃沈されそうになっているのは、多重構造の有無ではなく、電気街を構成する店舗の経営者の意識の問題が大きく影響していると思われるからです。まず再開発のビジョン・設計図らしきものが見当たりません。場当たり的な対応が目立っています。

 ただし指摘にあるよな四層の多重構造は日本橋にも見ることができます。パーツ店の市場が拡大しているのもその現われのひとつでしょう。

 それに行政や大企業の支援を受ける東京に対して、大阪は400年、500年も昔から民間の手によって発展を遂げてきた街であります。
 その違いは街の発展にも大きな違いを生じさせています。

 今、その民間の力が弱体化しているのです。
 しかし来年で4回目になる「日本橋ストリートフェスタ」は街の民間パワーによって行政を動かし、実現しています。
 またCGアニメ村の建設も民間の手で成し遂げられ、CGアニメという大阪が得意とする技術を育てています。
 東京とは違う大阪古来の民の力による街づくりの伝統が生きているのです。


◆インスタントラーメン、フレハブ住宅などいろんなものが大阪や関西から生まれ、国際的な存在になっていきました。
 でんでんタウンにはアキバにない強みが数多くあります。まさに大阪の電気街から生まれたものなのです。
 ただしそれをうまく成長させる力が少ないのかもしれませんが。

 同書(P170あたり)によるとアキバ・ロボット文化祭、アキバロボット・運動会、アキバ・理科室というイベントが開催され、子どもたちの理科離れをなくす活動をしているそうです。

 ちょっと待ってくださいよ、これらはいずれもでんでんタウンでも見ることができ、アキバを凌駕するほど内容が充実しています。
 たとえば2足歩行ロボット競技会「ロボファイト」、園児や生徒を対象にした「電子工作教室、ロボット工作教室」、「日本橋ストリートフェスタ」などは、その一例でしょう。
 子どもたちの理科離れをなくすといった学校が考えそうな目的ではなく、電気街が好きでたまらない人たちもかつて子どもだった頃に遊んだり、親しんでいた電子工作を一緒になって遊んでみようというものなんです。
 それに参加した子どもたちが大きくなって、再び電気街へお客となったり、電気街を構成する人たちになって戻ってきてくれれば最高にいいなぁ-というものなのです。


◆もうひとつ。
 同書のP190には「電子ペーパーで避難方法を表示」といった項目があります。
 これはまだ計画段階のようです。
 電子ペーパーは新しいメディアとして注目されており、これからどんどんと街中へ浸透していくでしょう。

 でんでんタウンでは、それに先駆けてLEDによる情報配信を行なっています。アーケードに設置して道行く人に最新のニュースや店舗情報、もちろん緊急情報も流れるなど、最先端の街を演出しています。


◆いずれも些細なことへの反論ばかりではありますが、日本橋電気街もアキバを上回る点は数多くあるのです。決して過去形ではないのです。
 ただ指摘通りに凋落傾向にあるのは事実で、活性化への積極的な動きが若手経営者などによって展開されているところです。
 部品販売から始まり家電・AV機器、パソコンへと日本橋電気街の中核商品は変遷してきました。それは今後、ロボットへと移行していくでしょう。しかも流通面で日本橋電気街・でんでんタウンは日本トップのパワーを発揮しています。

 たとえば、でんでんタウン内のロボットメーカーやパーツ店、ロボット専門店、でんでんタウン協栄会などによる情報交換グループ「日本橋でんでんタウン・ロボット連絡会」が1年前から活動しているというのも、他には見られない動きです。
 ロボットショップも12月1日には、ジョーシンJ&Pテクノランドに国内最大規模といわれる「ロボット専科」が誕生します。


◆番外として大阪の欠点を挙げてみましょう。
 2007年11月25日の読売新聞に元鳥取県知事の片山善博慶應義塾大学教授が、なるほどというような指摘と提言を行っています。

 そこで片山氏は「大阪は自ら押し殺している潜在能力があまりにも多い」と指摘しています。
 しかし「山陰や北陸、四国は大阪の”栄養源”だが、大阪は未だこれらの地域を引き付けるに至っていない」と言うのです。
 余談ですが、鳥取県や島根県など山陰は昔から日本橋電気街ともかかわりが強い地域です。同地出身の人たちもたくさん電気街で働いていますし、そこからやって来るお客も少なくないのです。

 さて、片山氏はこんなエピソードも紹介しています。
 「鳥取市から高速道路で直接大阪へ行くことができない。鳥取市から兵庫県の佐用までの区間を工事中であり、数年前の高速道路見直しの際、この工事が途中でやめになる可能性があったため、大阪府や大阪市に力添えを頼んだことがある。しかし田舎の道路には殆ど関心を持たなかったようだった」
 「この道路の目的が大阪に少しでも早く到達することにあり、大阪の後背地が実質的に拡大することにつながるにもかかわらず、である」

 そして大阪の限界を指摘します。
 「大阪の関心が大阪の区域内に終始するのであれば、所詮その力はしれている。大阪府にしても大阪市にしても小さな面積でしかないからだ」

 それに対して東京はと言えば、「東京圏は東京を中心に高速道路が四通八達している。全て東京を起点に、東京の関心に従って整備されている」
 それが東京の発展に繋がっているようです。
 「東京都も区域でいえば小さな自治体であるが、関東近県はもとより東北、東海、信越など周辺の広大な区域とその人口を引き付け、それを自らの”栄養源”にして肥え太っている」

 大阪発展のキーワードとして「西日本版EU(欧州連合)構想」を挙げ、「大阪を中心とした圏域自体でこれに取り組まなければなるまい」としています。

◆東京を中心とした関東全域へ延びる交通ネットワークを例えにするならば、そのひとつとして2005年8月に開通した首都圏新都市鉄道線「つくばエクスプレス」は、アキバからつくばまでの58Kmを最短45分でつないでいます。
 これはアキバに消費者を大量に送り込む格好のラインになっています。

 でんでんタウンはどうでしょう。大阪市域だけを見てもそうしたネットワークはバラバラであります。直通ででんでんタウンに行くことは不可能です。
 今、再開発建設が進む梅田北ヤードは、ロボット研究の一大集積地になろうとしています。そこのバックグラウンドはパーツやコンテンツを供給できるでんでんタウンに他ならないにもかかわらず、北ヤードとでんでんタウンを直結する交通網はなんら考えられていません。

 先の選挙で新市長に当選した平松邦夫氏の公約にも、そうした文言は見られません。今回の立候補者の争点のひとつに大阪市交通局の民営化問題が挙げられていましたが、賛成か反対かの論争であって、市の交通ネットワークをどのように再構築していくのかといった具体的な提案はなにひとつありませんでした。

 この点ひとつを取ってみても、片山氏が指摘するように大阪は「視野が狭く、共感する力に乏しい」としか言いようがありません。


◆番外の番外ですが、こんな意見もあります。
 「再開発を大上段に構えるのではなく、大阪のノリの良さで街づくりを愉しみながら進めるのも一手ではないでしょうか」
 当てにできない官を頼るのではなく、民の力を結集して遊びのノリで街を盛り上げようというものです。
[PR]
by sozakiweb | 2007-11-30 09:49 | でんでんタウン
◆12月1日にオープンする上新電機J&Pテクノランド「ロボット専科」が、国内ロボットメーカー5社による「2足歩行ロボット 実演イベント」や工作機械メーカーによる「金属加工デモ」、防犯メーカー「巡回監視ロボット 店頭デモ」などのオープン記念イベント「テクノ ROBOTメッセ 2007」を開催します。

 イベントは12月1、2の両日、J&Pテクノランド(大阪市浪速区日本橋5-6-7)4階の「ロボット専科」の売り場で行なわれます。

◆初日は近藤科学の最新鋭ロボット「KHR-2HV」の実演(11:00~11:30、14:00~14:30)のほか、Hitec Multiplex Japanの「ROBONOVA-I」6体によるロボットダンスの披露(11:40~12:10、15:00~15:30)、京商の「MANOI」はラジオ体操とかけっこ競争を見せてくれます(13:00~13:50、16:00~16:50)。

 2日目(12月2日)は、1日に引き続いて京商の「MANOI」はラジオ体操とかけっこ競争(13:00~13:50、16:00~16:50)が行なわれるほか、エイチ・ピー・アイ・ジャパンの「G-ROBOTS(ジーロボッツ)」と日本遠隔制御の「RB2000&RB300」が、それぞれ実演を見せてくれます。

 また、サカイマシンツールの卓上旋盤・フライス盤の店頭デモ(12月1日10:00~20:00、12月2日10:00~20:00)やセコムの巡回監視ロボット「ロボットX」の実演(12月1日10:00~20:00、12月2日10:00~18:00)も予定されています。
[PR]
by sozakiweb | 2007-11-29 16:55 | イベント
◆でんでんタウン協栄会と第4回日本橋ストリートフェスタ実行委員会によると、2008年3月に開催が予定されている「第4回日本橋ストリートフェスタ」のロボットキャラクターが決まったそうです。

 きょう開催される同フェスタ運営委員会で正式決定して、来週にも発表するということです。

 詳細はそれまでのお預けです。

◆ロボットキャラクターは、第4回日本橋ストリートフェスタ実行委員会が、「ロボットと日本橋」をテーマに、ロボットの街づくりを目指す日本橋をイメージしたキャラクターをデザインしてもらうと、一般から募集していました。

 最優秀作品は、同ストリートフェスタの告知媒体のほか関連グッズにも使用されます。
 果たして国宝・彦根城築城400年祭のキャラクターとして人気を博した「ひこにゃん」のようになるのか、楽しみです。
[PR]
by sozakiweb | 2007-11-29 11:57 | でんでんタウン
◆東京・両国国技館で25日に開かれた「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト(NHK高専ロボコン)2007全国大会」に近畿地区代表として出場した大阪府立工業高等専門学校は、1回戦で東海北陸地区優勝校の福井高専と対戦しましたが敗れました。

 大阪府立工業高専は試合開始早々に、旗を1本奪ったものの、その後、旗をすべて取られてしまって初戦敗退してしまいました。
 同じ近畿地区を代表して出場した近畿大会優勝校の和歌山高専は、準優勝を獲得しました。

 優勝は九州代表の北九州工業高等専門学校でした。
 しかし大阪府立工業高専は、ロボットの性能を評価されて決勝戦前に行われたエキシビションマッチに出場しました。

 同校チームは「ロボコンはオフシーズンに入りますが、来年のロボコンに向け、まずは打倒和歌山を目指して頑張っていきます」と話しています。
[PR]
by sozakiweb | 2007-11-28 11:08 | ロボット
◆共立電子産業が、2008年版カレンダーを配布しています。

a0029278_1714424.jpg

 卓上式で1ヶ月が1枚で、各日にちよっとしたメモが書けるようにしてあります。同時に前月と翌月も小さく掲載されているので、曜日を確認するのにも便利です。

 同社の各店舗などで配布しています。

 
[PR]
by sozakiweb | 2007-11-26 17:02 | でんでんタウン
◆上新電機が12月1日、大阪府高槻市緑町19-1に123店舗目のレギュラー店「高槻東店」(上島茂雅店長)をオープンします。

 ひとあし早く会員向けの内見会を11月30日に実施し、1日にグランドオープンします。
 オープンセールは11月30日から12月28日までです。

 店舗は売り場面積が2645平方㍍、181台収容可能な駐車場を備えています。
 商品構成は家電、季節品、AV機器、情報機器、携帯電話と玩具などのキッズランドを併設します。

 社員数は21人で、初年度21億円の売上げを目指しています。
[PR]
by sozakiweb | 2007-11-26 16:41 | 出店
◆日本橋電気街でもお馴染の大阪府立工業高等専門学校が、11月25日、東京・墨田区の両国国技館で行われる高専ロボコン全国大会に出場します。

 10月28日に 兵庫県高砂市の高砂市総合体育館で行われた近畿大会に、7校14チームが出場し、同校からはAチーム「紀州軍団」とBチーム「戦国牙太郎」の2チームが出場しました。全国大会に出場するのは準優勝したAチームです。
 Bチームは1回戦で敗れましたが、アイデア賞を受賞しています。

 「風林火山 ロボット騎馬戦」と題した今年の第20回大会は、騎馬戦をイメージして手作りのロボットで、相手ロボットが持つ5本の旗を取り合う合戦形式で進められました。

◆大阪府立工業高等専門学校チームは、日頃から日本橋電気街で部品購入をしているほか、技術指導も受けているなど、日本橋の代表選手のようなものです。
 今年3月に開催された第3回日本橋ストリートフェスタにも出場しています。
 そうしたこともあって自陣の旗には「でんでんタウン」と書き込んで、戦いに臨みました。

 準優勝したAチームは、試合終盤まで劣勢でしたが、終了間際に相手のディフェンスを突き破って見事に最後の旗を取って勝敗を決めました。

◆全国大会には、61校62キャンパスの高等専門学校が参加します。
 25日には国技館に”でんでんタウン”の旗がなびくことでしょう。
 また11月25日午後2時から、NHK総合テレビで近畿大会の模様が放送されます。
[PR]
by sozakiweb | 2007-11-24 05:02 | ロボット
◆でんでんタウン協栄会が、きょうから25日まで恒例の「ザ・セール」を開催中です。期間中にポスターのある店で買物をすると、金額に応じて抽選券をプレゼント。「iPod touch 8GB」が抽選で20人に当たります。

 またラジオ大阪(OBC)で放送中の「ラジオでんでんタウン」のパーソナリティー、さんだあず山田和史と鎌田奈津美が24日、25日に、アビック日本橋店前特設会場にやって来ます。
[PR]
by sozakiweb | 2007-11-23 12:12 | イベント
◆上新電機が、日本最大級と言われている大型模型専門店「ジョーシン キッズランド本店」で、開店1周年記念セールを行っています。11月30日まで。

 指定商品は最大20%引きのほか、全品10%以上のポイント付与などの期間限定特典を用意しています。
 特典の中にはこのほかにも、鉄道模型の割引、オーガニックリボルテックシリーズフィギア3割引といったものもあります。

 また期間中には、ジョーシン キッズランド日本橋とジョーシン ディスクピア日本橋店で第14回鉄道模型ショーも開かれています。こちらは11月25日までです。
 ジョーシン キッズランド本店では5階の鉄道模型売り場で、関連商品の即売を行っています。
[PR]
by sozakiweb | 2007-11-23 11:58 | イベント
◆でんでんタウン協栄会(土井栄次会長)が、2008年3月に開催する第4回ストリートフェスタで、予定していた電気街がある堺筋をオリジナルロボットの走行を予定していましたが、関係機関の了解が得られないことを理由に中止を決定しました。

 同協栄会はロボット事業を活発化させることで街の活性化を進めています。来年のフェスタではオリジナルロボットを走行させることで、ロボットの街のイメージを高めようと期待を高めていた。

 計画を実現させるため同フェスタの実行委員などが大阪市や警察など関係機関と調整を進めていました。
 しかし公道を走行することをあくまでも認めない警察側の意向を取り入れたものです。

◆ロボットの公道走行はロボット特区に認定されている福岡市やつくば市で実現しています。
 しかも警察庁交通局は07年1月、各都道府県の警察本部長宛てにロボットが公道走行を認めることを記した通達を出しており、安全面の確保さえできれば問題はないはずです。

 警察は詳しい調査もせずに禁止するのは、不当な判定ではないのでしょうか。
 この公権力の厚くて高い壁を突き破るのは容易なことではないようです。
[PR]
by sozakiweb | 2007-11-22 16:20 | ロボット