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多様化するデジタル写真の楽しみ方 デジタルフォトフレームやフォトブックが人気

◆デジタル写真の楽しみ方が多様化しています。
 デジタルカメラの売れ行きは相変わらず好調で、キャノンはコンパクトデジタルカメラの累計出荷台数が1億台を突破しているほどです。経済産業省の生産動態統計でも、今年1-6月のデジタルカメラの国内生産金額は前年比26%増と高い伸びを見せています。
 そのような中で、ユーザーは様々なデジタル写真の楽しみ方をしています。自宅でプリンター出力するほか、ブログやホームページなどWebへアップロードしたり、最近ではフォトブックを制作してプレゼントや記録保存用とするニーズも高まっています。
 またプリンター出力ではデジカメ専用コンパクトフォトプリンターを使用するユーザーも増える一方で、画質のきれいなDPE専門店でのプリントを利用する人たちも拡大する傾向にあるようです。


◆デジタル写真の出力は11年に百億枚超

 矢野経済研究所の「デジタルフォトプリンターに関する調査結果」によると、量販店などに設置されるセルフプリント端末やDPE店でのプリント、家庭におけるコンパクトフォトプリンターでプリントされたデジタル写真の枚数は、07年度は69億3000万枚だそうです。
 この枚数は年々増加しており、11年度には108億8000万枚に達するものと推測しています。

 DPE店などに設置してある業務用フォトプリンターの出荷台数は、05年度か ら06年度にかけて減少したそうですが、07年度は大手コンビニエンスストアが新機種を導入したことなどによって、前年度比130・2%の23万7000台に伸びているといいます。

 08年度以降も機器の入れ替え需要が見込まれており、今後も順調に拡大していくものとみられています。

 一方、個人向けのデジカメ専用コンパクトフォトプリンターの出荷台数は、05年度は前年度比倍増の95万台でしたが、06年度は昇華型とモバイルプリンター「Pivi」の不振が原因で同92・6%の88万台に減少したといいます。
 しかし07年度は、昇華型が牽引して90万台にまで持ち直しています。

 デジカメ専用コンパクトフォトプリンターも多機能化しており、メーカーでは単にデジタル写真のプリントだけでなく、はがき宛名印字などの機能も付加させた新製品を発売しています。

a0029278_8532620.jpg カシオ計算機は、9月12日から7型ワイドタッチパネルを搭載するなどの新製品を発売します。
 発売するのは「PCP-1200」(店頭予想価格5万5千円前後)と「PCP-250」(同4万円前後)。1200は7型ワイドタッチパネルを搭載し、250は3・5型液晶を搭載しています。

 いずれもパソコンがなくてもはがきの宛名印字のほか文面印刷ができます。
 1200はまた、タッチパネルによる直感的な操作が可能で、付属するタッチペンで写真に手書き文字を挿入したりスタンプを押すこともできます。
 両機種ともに、最大2L判の写真プリントに対応。宛名は1000件を登録できるといいます。



◆人気高まるデジタルフォトフレーム

 このところ量販店でも扱いが増えているのが、デジタルカメラで撮影した写真データを液晶ディスプレーなどに表示する「デジタルフォトフレーム」です。

 デジカメや携帯電話で撮影した画像を保存したメモリーカードをフレーム本体に直接挿入すると、ディスプレーに写真が映し出されます。
 自動的に画像が次々と映し出されるスライドショー機能のほか、カレンダーや時計を表示する機能もあります。

 また音楽データを取り込んでBGMとして利用できる機能を持つ商品もあります。
 価格は1万5000円前後から6万円程度と幅広い。

 米国の市場調査会社、iSupplによるとデジタルフォトフレームの世界出荷は、07年に前年比で256・7%増の1430万台で、08年には同58.8%増の2270万台になるものと推測されています。
 今後も出荷数量、売上高ともに成長を続けると同社は予想されており、12年には世界売上高が14億米ドル程度に達するとみられています。

a0029278_8543236.jpg 市場の拡大にあわせて大手メーカーも参入しています。
 「DPF-V900」「DPF-V700」「DPF-D70」の3機種を発売するソニーは、1999年に他社に先駆けて1度参入したものの、しばらくして撤退しました。
 しかしここにきて、市場は拡大してきたとして08年5月に再参入を果たしました。
 3機種の市場想定価格は2万~3万5000円前後といったところのようです。

 WVGA液晶の画面サイズが9型のV900は、約1000枚のデジタル写真を保存できる512MBの内蔵メモリーを搭載しています。
 取りこんだ画像は、自動的にアルバムサイズ(200万画素相当)にリサイズして再生されます。

 また、4800万画素までの大容量データサイズに対応しているので、デジタル一眼レフカメラで撮った高画素の画像もオリジナルサイズで保存できるといいます。
 さらには、ボタンを押すだけで「スライドショー」「インデックス表示」「一枚表示」、「時計表示」といった具合に、表示形式を切り替えられます。

 「DPF-V900」と「DPF-V700」は、欧州の権威あるカメラ賞「TIPA」のベスト フォトフレーム賞も受賞しています。

◆オリジナル写真集「フォトブック」も人気

 オリジナル写真集「フォトブック」を作るユーザーも増えています。
 世界での市場規模は約800億円とも言われており、カメラメーカーや小売店が相次いで参入しています。

 DPE店でのプリント需要を掘り起こそうと始められたサービスですが、ブログなどデジタルメディアでの記録と違って、確実な保存性と親しい人たちへのプレゼントなどといった目的での利用が多いようです。
 インターネットの専用サイトで注文でき、レイアウトを選んでオリジナルの写真集ができるのが特徴です。

 富士フイルムは、カメラ店内に設置した専用機で注文し、翌日には完成する「フォトブックスクエア」(20ページで1500-2000円)のサービスを開始。

 DPE最大手のキタムラは、07年夏からフォトブックサービスを始めています。今年7月28日からは、携帯電話で撮影した画像でフォトブックを作成できるサービス「Chu-me(チューミー)」も始めています。
 価格は1600円(最低32画像16ページ)から。
 撮った写真はその都度、コメントを付けて携帯メールで送信し、日々変わる小さな子供の成長フォト記録を作ることができます。
 専用サイトから絵文字も利用できるといいます。
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by sozakiweb | 2008-08-22 08:55 | 商品動向