ティタノサウルスのロボットを作ろう でんでんタウン電子工作教室
2007年 08月 06日
電子工作教室のメンバーは7月29日に、発掘されたティタノサウルスの骨などを兵庫県三田市の「人と自然の博物館」で見学しており、ロボット工作教室ではその時のイメージを膨らませて、思い思いのロボットを作り上げました。
◆参加者は事前に日本橋にある電子部品専門店「デジット」で、タミヤ製のキリンロボット工作キット「メカキリン」を購入して会場入り。
スタッフの説明を聞いてから、まずはロボットのメカ部分になるキットの組み立てから取り組み始めました。
開始約1時間が経つとメカを組み立て終わった親子も出てきました。
実際に動くことを確かめたら、次は画用紙や牛乳パックなどを使って胴体部分の作成です。
ティタノサウルスのイラストを見たり、会場に貼り出された博物館を見学した時の写真などを参考に作ります。
本物らしさを出すために画用紙などを丸めて皺を作ったり、段ボウルを貼り付けるなどの工夫を凝らす親子も見られました。
◆メカ部分は既製品なので出来上がってくるものはみんな同じもの。でも胴体部分は、まちまち。本物そっくりなものや長い首を持ち上げたもの、可愛らしい鳥のような姿をしたものまで、わいわいがやがやとお父さんやお母さんと一緒になって作る楽しい時間でした。
本体が出来上がると、画用紙にバランを貼り付けて草原の雰囲気を出したり、親子の縮小写真を貼って実際の恐竜の大きさがわかるようにしていました。
神戸市からやって来たという母子は「着色して今度は夏休み明けに学校へ提出します」と話していました。
スタッフのひとり吉谷達嗣さんと大野一廣さんは「子供たちが楽しい夏休みの一日の思い出にしてくれるようでした。夏休みっていいなあ」と、まるで子どものように話していました。
◆同電子工作教室は8月12日には、作ったけれども動かない、うまく作れないなど疑問に思っていることに何でも答える「なんでも相談室」を開く予定で、26日には「相撲バトルロボット工作教室」も開催することになっています。