日本橋電気街に関連したニュースをお伝えする情報サイトです。 「日本橋( NIPPONBASHI )経済新聞」は 略して”バシ経”。


by sozakiweb
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

求められる街づくりの設計図-日本橋電気街

 日本橋電気街は今、「でんでんタウン協栄会」のメンバーたちが、生き残りをかけて知恵と汗を流して街の活性化へ向けて努力しています。
 その努力を形として現すひとつが、商品を安定した価格で感動をこめて提供していく-ことだといいます。

 しかし、そこへ到達するには解決すべき問題点も数多くあるのが現状です。
 なぜなら、こんな声が街の関係者や利用客から聞こえてくるからです。

 「街へやって来るお客が自店の業態に合わなくなってきた」
 「電気街で安心して買物できなくなってきた」
 「電気以外のものが増え、自分には関係のない街のような気がしている」

 こうした声の一因に、たとえば、取り締まりも時折行われているものの海賊版ソフトの路上販売は街の風紀を乱す根源になっているし、客引き、歩道にはみ出した商品展示、歩道を走る自転車など、どれを取ってみても安心して買物ができる環境ではありません。

 東京・浅草の商店街では、「ごみ、はみ出し展示などは利用客に気持ちよく買物してもらえるものではないし、決してリピーターを作らない」として、商店主たちによる厳しい取締りを行っているといいます。

 日本橋電気街でも取締りなどは行われているものの、現状を見る限りにおいては決して実効あるものではないようです。

 電気街では今、電気を核にロボットやアニメ、フィギアなどを盛り込んだ新しい街の顔を作ろうとしています。

 しかしこうした大枠は示されているものの、具体的な街づくりの設計図は見られません。
 もしあるのならば是非とも見せていただきたい。

 今必要なのは、この設計図ではないでしょうか。
 これなくして魅力ある街を作ることはできないはずです。
 時間がかかっても設計図を作り、それに基づいた街を作っていくことが最重要な気がします。
 たとえば空き店舗に新たな店舗が出店する場合でも、業種を選別することも大切ではないでしょうか。

 経済原理だけに従って放置しておくと、街は新しい電気街の顔とは程遠いものになってしまう恐れがあります。
 それは客と同業者の街離れを加速するだけです。
 現に新たな市場を求めて街を脱出している販売店もあるし、客も自分の肌に合った店を求めて日本橋を離れています。

 休日の電気街は確かにたくさんの買い物客で賑わっています。
 しかしその顔の変化に気づくべきではないでしょうか。

 日本橋電気街担当の販売会社で作る双葉会の2006年1年間の商品出荷金額は微増で、実質薄型テレビに支えられたものです。
喜んでいられる数字ではありません。
[PR]
by sozakiweb | 2007-01-11 18:44 | でんでんタウン