家電量販店―2006年度中間決算 上新電機は予想売上高確保
2006年 11月 21日
経常利益では、コジマなど5社が減益でしたが、最大手のヤマダ電機が期初予想の利益を確保しました。ギガスケーズデンキも、子会社のギガス、関西ケーズデンキの黒字転換で43%の増益でした。
2位のエディオンは13%の減益でした。関西地方の競合激化などで傘下のミドリ電化の収益悪化が原因。
コジマは連結経常利益が22億円(前年同期比31%減)。期初予想は12%増益でしたが、PCとエアコンの不振が原因しました。売り場面積が8%増えましたが、PC本体の販売額は12%減少しました。
売り場面積は、ヤマダが5000平方m超のテックランド札幌月寒店(札幌市)など17店舗をオープン。エディオンは同約8000平方mのエイデン豊田本店(愛知県豊田市)など玩具なども扱う複合店舗を出店。
一方、コジマは3000平方m、上新は2500平方m前後を標準面積とする出店戦略を展開しています。